
2026年10月21日(水)、日本商科学院専門学校で、ネパール最大の伝統的な祭り「ダサイン(Dashain)」を祝う交流イベントを開催しました。今回は本校学生会が主催し、学生会副会長のスベディディウォッシュさんが中心となって準備・運営を進めました。ネパール出身の留学生をはじめ、スリランカ、中国、カメルーンの学生や教職員が参加し、伝統文化や食事、音楽を通じて交流を深めました。
当日は、小山先生が参加した学生・教職員の額に伝統の「ティカ(Tika)」をつけ、一人ひとりの健康と安全、今後の成長と繁栄を願って祝福しました。故郷を離れて日本で学ぶネパールの学生にとって、学校の仲間や教職員とともに大切な祭りを祝う、温かなひとときとなりました。

食事には、ネパール出身の学生たちが心を込めて手作りした自慢のネパール料理が並びました。故郷の味を仲間に振る舞うことは、自分たちの文化を伝える機会でもあります。参加者は料理を味わいながら、普段の授業とはまた違った形で、互いの国の暮らしや食文化に親しみました。
会場には、ダサインを祝うメッセージを添えた、色鮮やかなフルーツのケーキも用意されました。額に赤いティカをつけた学生たちが教員とともにケーキを囲み、笑顔を見せる姿からは、師生の親しさとお祝いの喜びが伝わってきました。華やかな衣装で参加する学生の姿もあり、校内は明るい雰囲気に包まれました。

食事の後には、学生たちが音楽に合わせて歌や踊りを披露しました。国籍の異なる仲間が同じ場に集まり、一緒に祭りを楽しむことで、言葉だけでは伝えきれない文化の魅力を共有する時間となりました。
今回のイベントは、ネパールの学生にとって自国の伝統を大切にしながら仲間に紹介する機会となり、他の国の学生にとっては、身近な友人の文化を体験する機会となりました。互いの文化を知り、尊重し合うことを、日常の交流の中で学ぶ一日となりました。
本校では、学生一人ひとりの文化的背景を大切にし、多様な価値観に触れながら、ともに学べる環境づくりに取り組んでいます。今後も、学生が自国の文化を発信し、互いへの理解を深められる交流の機会を大切にしてまいります。
ダサインとは
ダサインは、女神ドゥルガーをたたえ、善が悪に打ち勝つことを祝う、ネパールを代表する祭りです。例年約15日間にわたって行われ、家族や親戚が集まり、食事や祝福を分かち合う大切な機会となっています。
代表的な習慣の一つが「ティカ」です。米、ヨーグルト、赤い色粉などを混ぜたものを年長者が家族の額につけ、健康や長寿、繁栄を願って祝福します。家族の絆や互いを思いやる気持ちを確かめ合う、意味のある伝統です。